気軽にAqours 6thに参加したら(良い意味で)返り討ちにあった件
Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~<OCEAN STAGE>
※記事内にセットリストについて感想を述べている部分があります、お気をつけください
バンテリンドームにて開催されたドームツアーの名古屋公演一日目に参加してきました。
実はハロプロに沼る前の前、僕のオタクライフが始まったのはラブライブ!が契機だったんです(知らなかったでしょ?)(そりゃブログに書いてないもん)
とはいえ最後に現地参加したのは2nd HAPPY PARTY TRAIN TOUR最終日の埼玉公演。LV含めると最後は2年前のラブライブ!フェスぶりでした。
Aqoursが地元の名古屋に来てくれたので久々に足を運んだら……一体どうなったのやら?
以下、詳しく感想を綴っていきます!!!
※本記事は「レポ」ではなく、レポ1割、感想9割の思い出保存的ブログです。セトリなどは載せず(気になった曲をピックアップ)、私の赴くままに書いていきます。なので「わかる~!」「そこよかった!」的な感じで楽しんでいただければと思います。
➀素敵すぎる衣装たち
この5年でオタクの守備範囲が変わったこともあり、今回は衣装のクオリティの高さに驚くばかりでした。(5年前は「かわい~」程度)
誰の衣装も最高で、「みんな衣装がかわいいだと!?」と困惑しましたが特に二つ。
一つは桜内梨子・渡辺曜の百花繚乱 ダンシングフェアリーによるMysty Frosty Loveの衣装です。(あのユニットの名前を今知ってめちゃウケてる)
各々のメンバーカラーを基調に、西洋の宮殿を思わせるような大きな帽子とドレス。
落ち着きながらも心地よくリズムを刻み、ようりこの複雑な心模様と世界観の楽曲に非常に合っていました。
もう一つはAqours Pirates Desireからの新衣装です。
黒とピンクを基調にしたクール衣装で歌い上げるDaydream Warriorは、本当にかっこよかったです。
もちろん全員素晴らしいのですが、特に斉藤朱夏さんの衣装が最高でした。肩周りは透け感のある素材で色っぽさを出し、ピンクで若干ダボっとした、ダンサブルな雰囲気のパンツが合わせられていました。
やはり衣装ってスカートなことも多いので、パンツはあまり無いというか、なんというか、パンツ衣装からしか得られない栄養ってありますよね。最高に似合っており、ロックでした。
そして伊波杏樹さん。スカートの前面は透け感がありつつ、後ろは長め。マントのごとくなびかせながら歩く姿があまりに絵になりすぎていました。
なので絵にした方が良いと思います。
書いてから気づいたのですが、音楽ならともかく、衣装の感想を述べるの下手すぎませんか?
まず、洋服・アクセサリー・構造の名前がわからない。だから語彙がざっくりになっていまいち中身がない……でもなんとか衣装に感動した気持ちは伝わっていて欲しい……
衣装そのものを見たい人は調べてください。
というか僕も見たい
➁僕に優しいセットリスト
アニメ二期までの曲しか把握できて無くて本当にすいません、という感じではあるのですが、数多くの曲を聞くことができたこと、感激でした。
生のWATER BLUE NEW WORLDには鳥肌が立ち、リメイク衣装での青空Jumping Heart、そしてStep!ZERO to ONEを聞けたことの感動………
そしてMIRAI TICKET。2ndライブツアー名古屋公演では、まさにミラチケ聖地である日本ガイシホールでの開催にもかかわらず披露がなく、「はにゃ~~~???」でしたが、5年ぶりの回収。とても助かりました。
本公演で初見の曲も複数あり、中でもユニット曲はかなり印象に残りました。
一つは松浦果南・小原鞠莉の星河一天~スターダスト・オーシャン~(すげぇ名前だなオイ)による 涙が雪になる前に です。二人のすれ違いと和解、そして熱い抱擁に胸が一杯になりました。特にお互いに向き合って歌う演出、映し出される二人の表情の尊さ……かなまりは永遠だと感じました。
もう一つは衣装大絶賛のMysty Frosty Loveです。曲の内容については、一度で理解できる深みではないことだけわかったので特に言及しませんが、ようりこのお互いの関係、二人の間にいる彼女の存在…そんな色んなものが演出にも詰まっていたのがすごく印象的でした。
余談ですが、楽曲を検索したら2017年当時に仲良くしていただいていた方がめちゃめちゃ深い考察をされていて超面白そうだったので、ぜひ調べてみてください。
リンク載せたいですが最近は連絡を取っておらず、急に連絡するのが恥ずかしいので頑張って探してください。ちなみに僕と同じはてなブログです。
➂幕間のAqours楽曲バンドアレンジ
正直に言います。これが1番テンション上がりました。
・未体験HORIZON
・KU-RU-KU-RU Cruller! の6曲、ひたすらテンションがあがりっぱなし。
全体的には、エレキギターとドラム強めの、かなり疾走感と激しさのあるアレンジになっていました…楽曲のインストだったり、楽器に注目してきくのも好きなので至福でした。ただ一つ欲を言えば、生バンドで聴きたい……
特に好きだったのは恋になりたいAQUARIUMです。
この曲のみ、他と少し系統の違うアコースティックなアレンジになっており、イントロや間奏の「テンテンテテテンテレンテテン(伝われ)」という特徴的な部分に当てたギターの音色がもう……好きぃ!!!
これも余談ですが、ライブの感想って本当に書くのが難しいんですよ
なにせ終演後は「楽しかった!!!!!!」感情が多いですし、一度見て聴いたものを詳細に書き出すのはなかなか出来ないので……
ぜひ同じライブを見た人に「そんなこと確かにあった!」とご自身の記憶と結びつけて楽しだり、「私はこの部分が好きだったけど、そこも確かによかったな」と谷心でもらえたら幸いです。
➃虹
アンコール時に作り上げた虹。公式ではなくファン有志の呼びかけにより作られたという事情も相まって、感動と圧巻の景色でした。
僕はライブを見ていて「僕がアーティストの立場だったら、客席の景色見たら一瞬で泣くだろうな。幸せすぎるもの」と思うことが多々あります。
もちろん彼らはプロで、泣かないことも多いですが、それでもこらえきれずに涙をこぼす姿を見ると、満たされた気持ちになってしまいます。
あれを見たら、そりゃあ泣くでしょう……
ドームという大規模な空間で作り上げた価値。そして自然にファンが動き出し、Aqoursのために虹を作る、その行動の根源たるAqoursの魅力。
そうしたエンタメ、音楽の感動を目の当たりにできたことは何にも代えがたい貴重な経験でした。
➄「生きてて良かった」
Not ALONE not HITORIで目をうるうるさせていた、逢田梨香子さんは最後のMCで「生きてて良かった」という言葉を用いて表現していたことにグッと来ました。
僕自身、人生の最終目標は「死ぬこと」であって、そこに向けていかに最期の瞬間、「『これまで生きてきて幸せだったな』と思えるかどうかの勝負と考えています。
だからこそ、これまでにないほどの幸せを感じたときに、自然と「生きてて良かった」と言葉が出てくるのは大げさではなく、むしろあの瞬間を表すに最もふさわしい言葉を素直に出していたことが印象的でした。
ユメを語る歌にしよう
色々な感想が溢れてくる中で、最後に想いを馳せたのは「音楽」でした。
進化を続け変わりゆくAqoursと変わらない愛の為す虹、逢田さんの言葉など、音楽がもたらしてくれる可能性と影響の大きさを実感しました。
また「Rock 'n' Roll」の名の下に、バンドアレンジという既存楽曲への面白いアプローチから、自分がまだまだ辿り着けていない音楽の魅力に気づき、よりいっそう「音楽」が好きになった、最高の時間でした。
最初は本当に「名古屋来るんだ!じゃあ久しぶりに行くしか!」くらいのノリでしたが、終わってみれば、かけがえのない感動体験となりました。
6thツアーの初日という貴重な時間に参加できたこと、幸せに思います。
生きてて良かった!